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☆豚学習会が開催されました☆

☆豚学習会が開催されました☆

2017年1月30日、守山センターにて、役員・職員を対象に「豚学習会」が開催されました。

生活クラブのカタログに載っている「エルポーク」のブロック肉が実際に用意され、生産者である石井養豚センターでの取り組みや、組合員の手元に届くまでの流れを学習しました。

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 スーパーのチラシなどを見ると、必ずと言っていいほど安売りの目玉商品になっている豚肉。でも、特売される豚肉は、一体どこのどんな豚で、いつ屠殺され、どういう流通経路をたどって店先に並んでいるのか、消費者が知ることは困難です。
利益率を上げるためだけに、過剰な投薬や不自然な餌を与えられた、もはや「製品」化された豚肉なのかも・・・

生活クラブの豚肉は、市販のものに比べるとやや割高なイメージがあるかもしれません。でもそれは、豚の育てられ方と味の良さを知れば、納得の価格なのです!

徳島県にある石井養豚センタ―では、豚の健康と肉質の良さが特徴の、中ヨークシャーという品種の豚が育てられています。
豚にとって健康的な環境で、安全にこだわった独自の飼料を食べて育っています。一般の豚よりも長期に渡って肥育され、抗生物質の投与も生後20日以降は一切行っていません。
生産者は、「生きものであることと家畜であること」を大事にされているそうです。

大切に育てられた豚は、鳴門食肉センターで屠殺され、頭部や内臓などを処理後、1頭を半分にした“枝肉”の形になり、ウインナークラブへ流通します。その後、枝肉を各部位ごとにカットしたブロック肉が真空パックされて各家庭に届きます。
学習会では、実際のパックを豚の身体の部位に当てはめて並べてみました。予想以上の大きさです。
日本では肩ロースが食感が柔らかく好まれるなど、部位によって人気の差があるそうです。しかし、売れ残った部位はどうなるのでしょう。
枝肉で流通する事、全ての部位を分け合う大事さがよく分かります。

 勉強会の後は、豚肉をホットプレートで焼き肉にして皆でいただきました!
味付けは、これまた生活クラブの「ゲランドの塩」(ちなみにこのお塩も絶品です)でシンプルに、部位ごとに食べ比べをしました。
ほどよく脂身がありお肉が柔らくてとにかく美味しい!
噛みごたえに好みはあれど、どの部位も豚肉の旨みが存分に味わえて、豚ってこんなに美味しかったんや~!と皆で大感激でした。

ちなみに皆さん、生活クラブの豚肉は、一番美味しい時に届けられるって知っていましたか?
お肉はしばらく熟成させた方が味が良くなるそうで、豚肉の場合はおよそ屠殺から4日ほど経ったころが一番美味しいのだとか。
これって、ちょうど皆さんのお手元に届く頃なんです。
そして、生活クラブのお肉は一度も冷凍することなく冷蔵のまま届くので、何より新鮮で日持ちがします。
冷凍で長期保存されていたかも知れない市販のお肉とは、一味も二味も三味だって違います!

今回は、ブロックをスライスして調理しましたが、実は昔から肉を食べる習慣のある外国では、ブロック肉のまま調理する方が一般的。
実は、ブロックで購入する方が割安だし、出来上がった肉料理も保存が効くものが多いのです。
私もさっそくモモ肉のブロックで、「紅茶煮」を作ってみました。出来上がりはチャーシューのような感じで、そのままスライスしても美味しいし、チャーハンやお弁当のおかずにもピッタリ。
少し煮込む時間はかかりますが、一度作ってしまえば数日はアレンジしてリメイクできるので、楽です!

 そんな豚肉が食べられて今は安心なのですが、飼料用のNON-GMトウモロコシなどは年々値上がりしており、今後消費量が減ってしまうと、NON-GM飼料を持続して購入することが難しくなる可能性があるそうです。
そうなれば、経費がかさんで生産者の想いだけでは経営が立ち行かなくなってしまいます。

10年後20年後先の未来も、継続して安全な豚肉を食べ続けることができるように、そして何より生産者が安心して健康な豚を育て続けられるように。
今、小さな一歩として私たち組合員ができることは以下の通りです。

*値段の裏に隠された仕組みを知ること。
*生活クラブの豚肉を購入すること。
*ブロック肉を調理するという習慣を、新たに取り入れてみること。
*生活クラブの豚肉の良さと、生産者の想いをたくさんの人とシェアすること。

ぜひ、生活クラブの豚肉をたくさん食べましょう!

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